毎日便通があっても宿便(毒素)はある~便秘でなくても毒素は溜まっている

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4章 肌をきれいにする心と体のケア
(1)インサイド・ケア|便秘でなくても毒素は溜まっている

毎日便通があっても安心してはいけない

女性の方には便秘が多いようですが、それはどうしてなのでしょうか。

まず、女性は男性に比べて周囲の目を気にすることが多く、トイレに立ちたくてもなかなか席を立とうとしない。それがひとつの原因となっているように思われます。

仕事や家事が忙しいこともありますが、つい我慢していると、いつのまにか便意が失せてしまう。そんなことを繰り返しているうちに、ちょっとトイレに行きたくなっても、無意識に我慢する習慣が身についてしまい、便秘になるのです。

男性でもトイレに立つのを気にする人がいないわけではありませんが、女性よりはるかに積極的にトイレに立ちます。男性に比べ細かい仕事が多い女性の場合、トイレにいくタイミングをなくしてしまうということもあるでしょう。

また、女性に限らず言えることですが、食事面からみると、野菜不足も便秘の一因となっています。とくに、便通を促してくれる食物繊維をふんだんに含んだ野菜などを摂るようにすれば便秘はある程度治っていきます。

しかし、便秘が改善されても、毒素を一掃しないことには効果は期待できないのです。

大人になるにつれて、人間の腸には「カス」がこびりついていきます。

これは排水管を考えればよくわかるでしょう。キッチンの流しからはいろいろな物質が排水管を通って流れていきます。

新築の家の配水管はきれいで気持ちが良いものですが、どんなに丁寧に扱っても、次第に汚れが溜まってきます。

人間の腸もこれと同じことで、口から食べたいろいろな食物が胃でくだかれ、腸へと流れていく過程で、胃腸の壁はだんだん汚れが溜まってくるのです。しかし、配水管のように取り替えることも、ごしごし掃除することもできません。

また、私たちは1日たりとも食事をとらないわけにはいかない。だから、どんなにメンテナンスに気をつけても、栄養を吸収している限り、「カス」があっちの壁、こっちの壁とこびりついて、腸壁がカスだらけになってしまうのです。

したがって、便秘の人はもちろんですが、毎日便通がある人でも毒素(宿便)があると思ったほうがいい。いかに健康体であっても、毒素(宿便)とりは一定の年齢を重ねてきた人には、必須のことといっていいでしょう。

このように毎日便通のある人も毒素はあります。

便通回数の多い人は「自分は便秘ではないから便秘の人より健康だ」と思っておられるでしょうが、誤りであることを認識することです。

脅かすようですが、便通回数の多さは、直腸ガンの前触れということも考えられるそうです。毒素が溜まると、当然、栄養の吸収も悪くなりますし、十分に栄養が摂れないために体の調子も悪くなってきます。

もちろん肌へ来るべき栄養も少なくなり、肌に「配給」されるはずのビタミン・ミネラルも減ってしまい、カサカサしてきます。

肌がひび割れたり、皮がむけたり、ツメがデコボコしたり……。自分でも調子が悪いなあと感じるようになるのです。

「わたし、この頃便秘気味でお腹が苦しいわ」なんてこぼしている方は、ただでさえ毒素というカスを抱えているのに、さらに腸管を詰まらせてしまうのですから、健康上は最悪な状況といってよいのです。


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