2章 私たちはマグネテラピーで人生が変わった
「ニキビ痕」は見違えるほどきれいになる
ニキビ痕をなくしてプロポーズに成功した青年
K君は大学3年生になると、就職活動を開始しました。景気の悪いなか、内定を確保すべくあちこちの企業を訪れ、ついに3社から内定通知を獲得しました。
面接ではニキビ痕の顔を紅潮させハキハキと答え、後で聞いた話では面接した会社側の総務部長をはじめ、担当者からほぼ満点に近い評価をもらったということでした。
K君はいちばん希望していた商社に就職することに決め、就職したら必要になる英語力をつけるため英会話スクールにも通い始めたのでした。
K君は非常に優秀で行動力もあり、人柄も悪くない。快活でおおらかな性格でした。だから大学時代に「夏ミカン」と呼ばれていたことも、ほとんど気にとめることもなかったし、通い出した英会話スクールの仲間の一人から「君は顔にトラブルを抱えているのね」と言われても平気でした。
でもK君が一つ気付いていないことがありました。それは彼が恋をした経験がなかったからです。男子高校から大学へ進み、男ばかりのラグビー部に籍をおいていた彼にとって女性との接点といえば、授業で女子学生といっしょになるくらい。それにK君には「女性は面倒くさい」という先入観があって、特定の相手がいないから寂しいと思ったことはなかったといいます。
就職すると社内には女性がたくさんいましたが、「結婚は30歳以降」と心に決めていた彼は、女性には目もくれずにセッセと仕事にいそしんでいたのでした。しかし、いくらまじめといってK君も一人前の男性。あるとき仕事先で打ち合せ中にお茶を出してくれた女性にハートを射抜かれてしまったのです。
K君が自分のニキビ痕を気にし始めたのはその日から。仕事先ではどうやら「ミカンちゃん」と陰で呼ばれているのを知るに及んで、泣きたくなったといいます。鏡を見れば見るほど自分の顔が「夏ミカン」に見えてくる。ここから彼の暗中模索が始まり、マグネテラピーの登場となるのです。
彼がマグネテラピーを知ったとき、一定の評価はしたものの、実際問題として自分のニキビ痕がどこまできれいになるのか、まったく確信はなかったようです。ただワラをもつかむ思いでカウンセリングを受けにきたといいます。
「男は顔じゃないんだとよく言われるし、僕も本心ではそう思っています。でも、やっぱりこのニキビ痕では気が引けて……」
彼は正直に私にこういいました。結論から申せば、彼は実行し、ニキビ痕をきれいにして、意中の彼女に交際を申し込みました。そしてしばらくの交際の後でプロポーズを……OKの返事をもらったのです。
「おかげさまでニキビの痕をまったく気にすることなく、交際を申し込み、プロポーズの言葉を口にすることもできました。それが大きかったと思います。」
マグネテラピーはたんに肌トラブルを解決するだけでなく、心のケアにも役立つのです。
私が木村先生の本と出会ったのは、本当に偶然でした。ある日何気なく本屋へ行き、普段は見ない「美容コーナー」へ行き、木村先生の本が気になり自然に手に取っていたのです。
私は生まれてすぐにヘルペスが発症し、顔面に窪んだ痕ができました。中学生になるとにきびができ始め、そのにきびの炎症により顔が赤くなり治りませんでした。大学生になると、にきびによる炎症で赤くなった顔を化粧でカバーするようになりましたが、化粧だけでは赤みや窪みは隠せません。一生このままの状態で過ごすのかと諦めていました。
本を読んですぐに電話をしました。「自分の肌がきれいになる方法があるのだ」という期待でいっぱいでした。そしてカウンセリングを受けて、マグネテラピーを始めたのです。
もともと虚弱体質で体力がなかったため、効果がでるのが遅かったのか、1年目終了時に自分では「少しきれいになってきたかな?」思う程度でした。
しかし、実際最初に撮っていただいた写真を見て比べて見ると、確実に肌の赤みは減少しています。2年目に入りどんどん顔の赤みが減少し、肌が美しくなってきたのが実感でき、終了時先生に「きれいになったね」と言っていただいたのが本当に嬉しかったです。