毒素排泄法による便秘の解消|毒素が腸内で腐敗発酵し病気を引き起こす!

お問合せ・資料請求
Tel.0120-978-126

男性の方もお気軽にお問い合わせ下さい!
受付10:00~18:00(日/祝祭休業)

赤ら顔HOME > 赤ら顔本の紹介 > 毒素排泄法による便秘の解消

4章 肌をきれいにする心と体のケア
(1)インサイド・ケア|毒素排泄法による便秘の解消

便秘は一種の病気

とにかく女性に多い便秘。「わたし、もう一週間も出ないのよ」。女性は平気でこういうことを言いますが、わたしは「便秘は立派な病気である」と考えています。

明治時代の一汁三菜の食生活と違って、いまは西洋スタイルの食生活が普通となり、肉やハム、ソーセージ、卵などが増え、野菜が不足しがちです。その結果、胃腸の働きが弱まったり、消化吸収作用がさまたげられ、結果的に腸内環境を悪化させています。

この弊害は下痢、便秘、あるいは残便感として現れますが、いずれにしても腸に異常をきたしていることに変わりはない。一般には病気とは見なしませんが、体を不健康な方向へと導いていることだけはまちがいありません。

しかし便秘を解消するのは、そう難しいことではありません。毒素排泄を実行すればいいのです。これから説明する方法を続けていると、便はイヤなにおいから臭くないにおいに変わり、排泄もスムーズになります。これは、胃腸が元気になって消化吸収もよくなった証といえます。

とにかく腸に溜めるのは良くないこと。腸内に消化された食べ物が長時間滞留していると、異常発酵して有害なメタンガスや一酸化炭素を発生させ、ガンをはじめいろんな生活習慣病を発生させる誘因となります。

少なくとも、便秘を風邪や胃腸障害と同等あるいはそれ以上の病気と考え、「絶対に治す」という心構えで臨むことが何より大切になってきます。


毒素が腸内で腐敗発酵し病気を引き起こす

便秘の一過性に対して毒素(宿便)とは、長い時間をかけて腸壁にこびりつくように溜まった便のことをいいます。

毒素(宿便)といっても西洋医学や東洋医学では定義されていません。古来からの伝承医学でいわれてきた日本独自の考え方なのです。

毒素(宿便)はどうしてできるか。みなさんが生きてきた分、毎日食事をしてきた「カス」が腸壁(小腸は約6メートルといわれているが、生体として機能しているときは約2.8メートルに収縮している)のヒダにこびりついたものです。

食物は、栄養を吸収された後は便となって排泄されます。しかし、食物のカスが胃と腸に一部残ってしまうことがあり、これが腸壁のヒダにこびりつくわけです。ちなみに腸の広さを一枚の板としてみますと、百畳敷きの部屋に相当する広さ、テニスコート一面分の広さでもあるのです。

そのカスが硬化してしまうと、便の流れが妨害されて便秘になるということです。腸がたるむと腸壁にたくさんのシワができて、そこに便が溜まります。そこの腸壁の毛細血管がもろくなると、そこから皮下出血し、にじみ出た血が酸化して黒い便になる。この便が長年腸内に宿り、腐敗発酵を起こし、有害な物質が血液内に吸収されて、いろいろな病気を引き起こしているのです。

ノーベル賞学者のメチニコフ博士は「人間が老化する原因は、大腸内のおびただしい細菌(大腸菌)のためであって、これらが大腸内で腐敗発酵作用を営み、有害な化学物質をつくり、これが絶えず体液内に吸収されて自家中毒をおこし、老衰となる」と毒素(宿便)の害を指摘しています。


毒素は自律神経の働きを低下させる

病気にならない人となる人がいます。健康な人と、入院生活を余儀なくされている人がいます。それは自然治癒力があるかないかの差です。それでは自然治癒力を高める方法にはどんなものがあるでしょうか。

例えばアガリクス、クロレラ、ロイヤルゼリー、プロポリス、キトサン。健康によいとされるものは他にもたくさんあります。これらのものはわたしは全てつぶさに検討し、実際に試してみました。

しかし、わたしにはどれもピンとこなかったのです。そこでつきあいのある医師といろいろ話しているときに「ガン、心臓病、糖尿病などの病気で死ぬ人たちは胃腸が弱いのだ」という話を聞いたのです。

胃腸が弱いということは、つまり自律神経の働きが低下していることに他ならない。胃腸に限らず肝臓、腎臓、心臓、ホルモンバランスなど、すべてをコントロールしているのは自律神経です。

自律神経が正常に働いてくれれば、体中の機能は正常ということになります。逆に自律神経がだめだと、すべてが不健康へと傾いていく。個々の病気ももちろん問題ではありますが、自律神経が正常に働かないことは「万病の素」だということです。

では、自律神経を正常にするにはどうしたらいいか。人は思い思いにいろいろなことを言います。「栄養を摂って睡眠も十分とりなさい」「ストレスをためないように」……でもそうしても自律神経が正しく働かなくなることもあります。

いったいどうすればいいのだろうか。それはイオンである。イオンとは何か。イオンは電気の性質を持った物質のことです。イオンは車を動かすガソリンのようなもの。

食べ物からイオンが毎日入ってくるのに、体内に十分入ってこないのはなぜか。腸に溜まった毒素が腸のスクリーンの目を詰まらせているからである。


目次<<前のページ次のページ >>

↑ PAGE TOP