偏った食事や悪いものばかり食べていると、きれいな皮膚ができません。

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4章 肌をきれいにする心と体のケア
(1)インサイド・ケア|朝食は食べない

エコロジカルな食生活の実践を

食べたものが栄養になり、最終的に肌をつくり上げていくのですから、偏った食事をしたり、悪いものばかり食べていると、きれいな皮膚ができません。

皮膚というのは、細胞の集まりであることはご承知のとおりです。細胞を形づくっているのはアミノ酸であり、そのアミノ酸のもとはタンパク質です。食べるタンパク質が悪ければ、きれいな肌はできないという考えです。お肉だけしか食べないとか、魚だけ野菜だけという食生活はやめましょう。

いちばん理想的なのは、畑のお肉といわれている豆類のタンパク質を中心にした食事です。たとえば、大豆製品のお豆腐、納豆をできるだけ毎日食べるようにしてください。それと煮豆も忘れずにメニューの仲間に加えておきましょう。

高栄養で、しかもタンパク質を豊富に含んでいるものにタマゴがあります。タマゴ健康法などをやっている人もいるようですが、私はタマゴをたくさん食べるのはよくないと考えています。

その理由はタマゴの生産方法があまりにも人工的すぎるからです。以前から黄身の部分にはコレステロールが多く、タマゴばかり食べていると血液中のコレステロール値が高くなって、血管が狭くなってしまうといわれていました。

最近ではこのタマゴの白身に有害な物質が含まれているそうです。狭いところで飼育しているために病気になってしまうので合成アミノ酸や抗生物質を混ぜたエサを与える結果、白身にこうした物質が凝縮されて残るといいます。日本人はタマゴを年間に340個食べています。だいたい毎日1個食べている計算になります。

こんな理由で「タマゴはぜったい食べない」という人が増えています。とくに子供がタマゴを食べすぎると、脳細胞がやられてしまうといった報告も出ています。これはひとえに無理してタマゴを産ませるからなのです。鳥インフルエンザが発生したのも、ニワトリの体力が低下していたからなのではないでしょうか。


次に、日本人の食生活で足りないのはカルシウムです。錠剤のカルシウムが売られていますが、吸収率が悪いのでできるだけ食卓の料理から摂ってください。カルシウムは牛乳などの乳製品にたくさん含まれていますが、牛乳はちょっと考えものです。

牛は草や肥料を食べますが、そのほとんどが輸入されている物で、農薬や添加物が多量に含まれていると聞きます。当然牛乳には残留農薬があるのですが、新聞やテレビでは報道されません。それは広告スポンサーだからだと聞きました。

カルシウムを含んでいる食品はひじき、しらす、ちりめんじゃこ、コウナゴなどです。

私がよく食べるのが大根おろしにしらすを和えたものや、たくさんちりめんじゃこを入れたチャーハンです。これはけっこういけます。

肝臓にいいのはヤマイモです。シミの原因は肝臓からきていることもあるので、肝臓を元気づけるヤマイモを食べることは肌を守ることにつながります。私はお酒を飲みにいくと、よくヤマイモを注文します。

ヤマイモに海苔を巻いて油で揚げたのはいけます。また、すりおろしたヤマイモを団子にしてからフライパンで焼くとこれがまた美味です。そばを食べるときにはトロロそばにするのもいいでしょう。アルコールの好きな人は肝臓に負担をかけるので、一杯やる前に山かけで調整しておくことをお勧めします。

塩分のとりすぎが体に悪いのは誰でも知っています。腎臓の負担になるからですが、肥満の敵でもあるのはどうしてでしょうか。

塩分をとりすぎると塩分の血中濃度が高くなり、これを薄めようと水分を要求し、その水分を保有するからです。沖縄は長寿として有名ですが、大宜味村では塩を一日平均8グラムしか摂取していません。これに対して福島県西会津町では20グラムも摂取しています。当然脳卒中が多く、寿命にも大きな開きがでてきます。しかし、最近ではいい塩(自然塩)なら体に害がないということがわかってきました。


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