マグネテラピーによる磁気治療法は自然治癒力を活性化します。

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3章 なぜマグネテラピーでこんなにきれいになれるのか
 磁気は自然治癒力を活性化する

磁場は体の機能を目覚めさせる

では、この磁場は体にどんな影響を与えるのでしょうか。これはマグネテラピーの原理にもつながることです。

磁力線が体の深い部分に達すると、血行がよくなって毛細血管の流れが促進され、内臓などの機能が回復することにもつながっていきます。

同時に体を構成している細胞も元気になるため、これまで薬ではどうにも治療できなかった胃腸障害や肝臓、心臓などの器官に関する治療にも新しい展望がひらけてくることになります。

逆に体が磁場不足になると、まず免疫力が低下し、外部からの病原菌に対する抵抗力もグンと下がってしまうのです。これは人間の持っている自然治癒力が衰えてしまうことを意味しています。

磁場の効用に関して厚生労働省は「血液の流れを促進する」という一点でしか認めていませんが、実は磁力線は糖尿病の患者では不可欠のインスリン分泌の促進やリウマチ患者に不足するステロイド・ホルモンを体内で増加させたり、肝炎では重要な役割を果たす免疫細胞を増殖させるなどの効果もあるようです。

ここへきて各大学での磁場に関する研究ににわかに熱が入ってきたのも確かです。昭和大学医学部、東大、東京医科歯科大学、東京慈恵会医科大学などで基礎実験が行なわれるようになりました。

また、骨折の回復にも磁気が威力を発揮するらしいという、その分野での研究や治療機械の導入が盛んになっています。こうした磁場の効果がだんだん明らかになり、さらに厚生労働省の姿勢は積極的になっていくでしょう。

しかし、磁場を使えば何でも治療できるというわけではない。あくまでも血液の基になる食事や日常生活での注意が肝心なのは言うまでもありません。


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