2章 私たちはマグネテラピーで人生が変わった
「シミ」がすっかり消えた
内臓が原因のシミは健康診断が必要
これまでの経験で、シミには内臓疾患に原因がある場合も少なくありません。医学用語では肝臓の斑点と書いて「肝班」といわれるものがそれです。
肝硬変、肝臓ガン、ウイルス性肝炎などの病気になると、こうした斑点状のシミが現れてきます。こういうシミは、肝臓の解毒作用が弱り、メラニンの代謝ができなくなってしまったためで、日焼けしたような色ではなく、どす黒い感じの色をしています。
このような場合はシミとなって現れるのに潜伏期間が3カ月から6カ月もかかることがあるので、内臓が原因の場合は長期間覚悟を決めないといけないわけです。もちろん、このように内臓疾患からきていると思ったら、健康診断を受けるように勧めております。
マグネテラピーには年齢制限なし、88歳女性のシミもきれいに
マグネテラピーでシミをきれいにする力は年齢制限がありません。そのことを如実に物語る次のようなケースがあります。
88歳になるある女子大の学長さんがいらしゃいました。たいへん謙虚な方で、スタッフにもずいぶん気をつかっておられたのがとても印象に残っています。
これだけ高齢になられると、シミは増えてもなくすのは難しいと考えがちですが、この方の場合はマグネテラピーですっかりきれいになったのです。非常にお元気な方で、それだけ復元力があったのだと思います。
この例からもマグネテラピーの効果が、年齢にほとんど関係がないのがおわかりいただけると思います。少なくとも試してみる価値はあるということ。要は、ご本人の気持ちと根気がその効果の現れ方に大きな違いを生むのです。
シミを作らないためのアドバイス
自然に消えてしまうシミの中には、心因性のシミがあります。ご主人が浮気したのを悩んでいたり、心配事があってイライラしたりすることが多いとできるのです。でも、この種のシミは問題が解決すると、アッという間に消えてしまうものです。
女性ホルモンの分泌が多すぎてもメラニンを刺激してシミの原因になりますし、副腎皮質の機能が低下してもシミができます。このほか食品添加物や重金属、農薬もシミの原因といわれています。
シミができてから騒ぐより、どうしたら防げるかをよく考えてみることです。まず最大のポイントは、紫外線に当たるのを極力避けることです。紫外線はシミの最大の原因だからです。外出するときには直射日光に肌をさらさない工夫をしたり、日焼け止めでガードすることです。
それから、神経質な人ほどシミが多い気がします。ストレスに強くなるだけでシミ予防になると私は思っています。もちろん暴飲暴食もいけません。シミのない美人になる大切な条件は、ストレスをためない、クヨクヨしない、むちゃな生活をしないことです。
まず正しい洗顔を徹底してやり、新陳代謝を高めるように心がけましょう。睡眠不足もよくありません。シミができてエステティック・サロンに通うことを考えれば、この方が簡単で費用もかからないので、ぜひ実行してください。
蛇足になりますが、レモン汁を塗って日射しにあたると紫外線に反応して、皮膚に炎症などを起こし、シミをつくる原因になります。お肌に直接使用するのはぜったいに避けてください。とが原因になっているからで、これらの症状の方は皮膚科へ行っていただくほうがよいと思います。