2章 私たちはマグネテラピーで人生が変わった
「赤ら顔」には最大効果
自殺未遂するほど悩んだ赤ら顔を克服して結婚
最近は赤ら顔の悩みを訴える男性も増えてきましたが、女性の場合はより深刻で、生き方そのものにまでたいへんな影響を与えます。それを思い知らされたのが、次に紹介するA子さんのケースです。
A子さんはいわゆる「赤ら顔」でずっと悩んでいました。本人はそのことをとても気にしていたのですが、ある日、職場で同僚からそのことをいわれたのです。
ただでさえ気になっているところを、他人からはっきり「顔が赤い!」と指摘されてしまい、彼女は「もう生きていけない」と思いつめて、手首を切って自殺未遂をしたのでした。
幸い、傷が浅かったため大事には至らないですみましたが、会社をやめて実家のハウス栽培の手伝いをする毎日が続いていたそうです。他人と出来るだけつきあわない生活。しかし、それでも心穏やかではありません。
「恥ずかしくて、もう外を歩けないし、結婚なんて夢のまた夢だわ」
友だちとも疎遠になって、どんどん閉鎖的な世界に入りこんでいった彼女は、つらい毎日に耐えられなくなって、また手首を切ってしまいました。
このときも本当に運が良くて助かったのですが、家族はもうなんといって励ましたらいいのかわからなくなって、私のところへ電話をかけてきたのでした。
本人と会った私は、「赤ら顔というのは、これまではなかなか治らなかったけど、いまは毒素排泄法とマグネテラピーでちゃんときれいになりますよ」と励まし、彼女は私のサロンに通うようになったのです。
現在はマグネテラピーの機械は貸し出しのみになっていますが、当時は当サロンに来ていただくしかなかったのです。
私のアドバイスどおりにしばらく続けていると、あれほど彼女を悩ませていた赤ら顔が、なんとすっかり消えてしまいました。
彼女は自信を取り戻し、明るく前向きに生きるようになりました。その結果、まもなく素敵な男性と巡り会うことができ、めでたく結婚することができたのです。
その彼女から「赤ちゃんが生まれました」と報告の電話をもらったときは、思わず私もジーンとしてしまったことをいまでも覚えています。
赤ら顔をきれいにするアドバイス
赤ら顔の方は顔の皮膚が薄いため、洗顔にはとくに気を配る必要があります。肌を刺激しないよう、決してゴシゴシとこすって洗わないことです。
食事はビタミンB2、B6の多い食品や大豆製品、サプリメントを多くとるように心がけるとよいでしょう。B2は美容ビタミンといわれるビタミンです。新陳代謝を活発にする働きが肌によい効果をもたらします。逆にB2が不足すると、毛細血管が広がりやすくなり、ちょっとした刺激でも肌が火照ったように赤くなってきます。
B2を含む食品にはレバー、肉・魚、緑黄色野菜などがあります。水溶性ビタミンなのでつねに不足させない配慮が大切です。B6も皮膚に関連が深く、とくにカサついた肌に良く、ビタミンB6はレバー、豆類などに豊富に含まれています。
赤ら顔にはマグネテラピーの効果も比較的早く出るので、程度が軽く自然治癒力の強い人であれば、半年くらいで目に見えて変化を実感できるようになります。ただ個人差もあるので、みんな同じようにはいきません。重度の場合は数年かかったケースもありますが、効果は必ず出るので安心して下さい。