(1)シミ
肝臓に負担がかかり、メラニンを抑制する成分が不足すると、メラニンが増殖・停滞してシミが残り易くなってしまいます。
(2)ニキビ
肝臓でろ過・解毒処理しきれなかった余分なものを、肌から排出しようとすることがあり、これら余分なものが毛穴の皮脂腺に詰まると炎症ニキビの原因となる場合があります。
(3)くすみ
血行の良さが透明感のある美しい肌と関係していますが、肝臓の機能低下で血行が悪くなり、顔色がくすんでしまうことがあります。
(4)たるみ
摂取した食物に含まれているタンパク質を体内で有効に使えるように再合成するのも肝臓の役割です。肝機能低下で、タンパク質の一種であるコラーゲンの再合成も低下してしまい、肌のハリを失う場合があります。
体外から入ってきた食品添加物・毒素を分解する役目を担っている肝臓が疲れ、肝機能が減衰して、ニキビ・シミ・くすみ・たるみなどの症状が出ることがありますが、他にも「なんだかだるい」「肩が凝った」「二日酔いをするようになった」などという症状がでることにもなります。顔がどす黒くなってきた人は、とりあえず病院で検査を受けてみましょう。
肝臓は身体を浄化してくれる大切な器官です。身体が浄化されれば、お肌も浄化されます。肝臓の負担を軽減するためにも、出来る限り食品添加物など、身体に不要なものの摂取は避けましょう。また、食品添加物には関係ありませんが、アルコールも肝臓に負担がかかりますので、お酒を毎日飲む人は、週に1日くらいは肝臓の休息日を作ってあげましょう。