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香水は自分のイメージにあった
香りを創り出すことが大切

香水

香水というものが人にどれだけ作用するのかが分かるエピソードです。大切な時に香水をプラスすることは、とても素敵なことですが、18世紀の昔にイギリスでは香水禁止令というものがありました。手袋、ハンカチ、枕など香料を使った物が氾濫し、男女の誘惑手段に用いられたので、政府が『香料を用いて成立した結婚は無効』ということにしてしまったそうです。もちろん、この法律は長くはありませんでしたが・・・。

香料というものは、古くは紀元前14世紀にツタンカーメン王の陵墓で殺菌、防腐剤として使われ、エリザベス1世、ヴィクトリア女王は、相手の好みの香りの部屋を会談の場所とするなどして外交の武器として用いていました。その他にもクレオパトラ、マダム・ポンパドール、マダム・デュ・バリなどにも男性の気を引き、繋ぎとめておくのに使われたというエピソードがたくさん残っています。

傾国の美女と言われた女性たちは、みんな香料使いの名人で、その使い方に独特のテクニックがあったと言われています。皆さんも香水を今までどの様な香水を、どういうふうに使っていたか考えてみてください。無神経に香水を使うのではなく、自分の体臭にあった、また自分のイメージにあった香りを創り出すことが大切です。普段の生活にマンネリを感じている人は、今まで使っていた香水とは全く正反対の香りに変えてみるもの面白くて効果的かもしれません。

香水を使用する時の一般的な注意としては、肌に付ける時には清潔な場所、日光が当たらない場所に付けましょう。香りを強くしようとして、付け過ぎにはもちろんマイナスになりますので注意しましょう。食事の時も控えめがいいと思います。

お花屋さんに入って「まぁきれい」と言う人は多いと思いますが、「まぁいい匂い」と言う日本人はあまりいないような気がします。日常生活の中でも意識してみると、いろいろな所にいい匂いは転がっています。そういう些細なことに気付く余裕も持ちたいものですね。

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