腸壁にこびりついた毒素が取れれば免疫力や自然治癒力が驚くほどよみがえる。

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4章 肌をきれいにする心と体のケア
(1)インサイド・ケア|便秘でなくても毒素は溜まっている

20年かけてたどりついた「毒素排泄法」とは

さて、いよいよ実践です。長年の間にたまった毒素は、一朝一夕には取れませんが、どこかで踏み切らないと将来の健康に赤信号が点ってしまいます。

毒素が取れれば免疫力や自然治癒力が驚くほどよみがえる。これはやってみないと実感できませんが、その効力は「ウソ!」「ホント!」と思わず叫びたくなるほど劇的なものです。むろん快適さにおいて……ですが。

ともあれ、肌のため、自分の健康のため、毒素は絶対にとらなくてはいけません。

当サロンでは20年にわたって毒素排泄法の方法を探し求め、やっと毒素を取る本物の方法を見つけました。

それは、酸化マグネシウムの化合物でできた錠剤を飲むことによって、腸壁にこびりついている毒素を洗い流してしまうのです。

この錠剤を飲むと水便になりますが、人工的にそうしているので心配はいりません。この薬を使いますと、コップ一杯の水が、腸壁のじゅう毛のすみずみにまで、少しずつ移動しながら浸入します。

その結果、長い間に食べた物のカスで固まった部分がふやけて柔らかくなります。つまり飲んだ水を「せき止める」ことで腸壁をふやけさせ、毒素が洗い流されるのです。

いわば酸化マグネシウムは、腸内でダムの役目を果たす。だから錠剤が毒素をとるのでなく、水の力によって洗い流されるといったほうがよいかもしれません。

鍋にこびりついた「おコゲ」を、そのまますぐ取ろうとしても、なかなか取れにくいものです。でも水に浸しておくと、すんなり洗い落とせる。酸化マグネシウムによる毒素排泄はこれとよく似ているといえます。

週に1回は錠剤を2時間ごとに3回服用します。そうすると、計6時間にわたって毒素をふやかすことができます。この方法を続けることによって、長年こびりついていた毒素が排泄され、胃腸がきれいになっていきます。


この毒素排泄法のいいところは、酸化マグネシウムの錠剤「イオナミン」が胃腸を掃除しているのではなく、コップ一杯の水が掃除しているからです。

注意することは、腎臓、心臓、妊娠中、高マグネシュウム血症の方は服用しないで下さい。また、高マグネシウム血症の初期症状として、「悪心・嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠等」の異常が認められた場合には投与を中止し、医師にご相談下さい。

服用に際しましては、必ず排泄があることを確認していただき、ない場合は飲み方の説明書に従い浣腸するなどして排泄した後に、あらためてイオナミンを服用するようにして下さい。排泄がないまま漫然と服用を続けることを避け、ご不明な点はヌーベルエステティック(電話03-5731-2244 営業時間10:00?18:00 日祝休)までお問い合わせ下さい。

私は66錠を15年間も飲み続けています。1日に5錠くらいの方もいます。個人差があります。

ここで大切なのは、便通回数が多くないと意味がないということです。もし多すぎるときは服用を中止しないで錠剤の数を減らせば解決します。

なぜ中止しないかというと、いったん中止すると約一週間腸を掃除したことが無駄になってしまうからです。飲み続けることが腸を掃除しマグネテラピーの促進にもつながるのです。

体調を良くするには、毎日行なうのがコツです。そうすることにより、食物からの栄養とイオンが吸収されやすくなり、腸内の悪玉細菌を掃除し、善玉細菌を守れるのです。

その結果、自然治癒力を高めることになり、病気に負けない体になるのです。


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