エステティックというものは、本来は医療に準じるほど質の高い美容行為

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1章 トラブル肌に99.5%の実績を誇るマグネテラピー
 今まで何をやっても効果がなかった方もあきらめないで

エステティシャンは本来医師に準ずるもの

ところで、エステティックというと、わが国ではいまだに正しい理解度が低く、実際に試されて高く評価する方がいる一方で、わけのわからないものとの見方をする専門家も少なくありません。

しかし、エステティックというものは、本来は医療に準じるほど質の高い美容行為であることを知っていただきたいと思います。

その証拠に、私が学んだフランスでエステティシャンといえば、医師と同じくらい社会的地位が高く、また責任の重い職業であるとされています。

フランスに限らずヨーロッパでは、エステティシャンの教育レベルが高く、社会的地位や信用も確立しています。エステティシャンの国家試験ももちろんあります。

日本に比べてエステティックの歴史が長いからですが、ヨーロッパでエステティシャンがいかにきちんとした社会的地位を得ているかを物語るエピソードを、ひとつご紹介しておきましょう。

フランス元大統領のミッテラン氏が政権を取る直前のことです。世界のエステティック界の第一人者であるピエラントニー氏(当サロンの本部であるヌーベルエステティックの会長)がミッテラン氏に書簡を送りました。

「あなたが政権をとった場合、エステティックに対しどういう政策変更があるのか」という内容でした。それまでの政権とは違って、ミッテラン氏にエステティックに関する政策をきちんと問いただしたわけです。

さすがその世界の第一人者であるだけのことはあります。事前にしっかり確かめておこうと考えたのでした。

するとミッテラン氏から、次のような答えが寄せられたのです。

「エステティシャンは、わが国の悩める男性も含め、女性に対してカウンセリングなどを通じて、医者にできない領域で多くの人々の役に立っている。これは非常に重要な仕事である。よって、政策変更するなどということはとんでもないことであり、そのつもりはまったくない。協力することはあれ、困るようなことはしない。エステティシャンというものは大事な職業であると考えている」

これでおわかりのように、エステティックというものは、ヨーロッパ社会にしっかりと根付いており、また身分的にも尊重されている。こうした伝統はずっと引き継がれ今日に至っており、エステティシャンは医者に準じる「医療的」行為も実際に行なっています。

これに対して、日本ではエステティシャンというのは新しい職業であり、法律的な規制が全くありません。ここが問題なのです。この本をお読みのあなたが、明日からでもエステティシャンとして開業しても何ら法律的な制約は受けません。それだけに、怖さもあります。

もちろん、エステティシャンにもいろいろな人がいます。たいへん真面目で、きちんとやっていらっしゃる方もいれば、お金儲けに走り、すでにトラブルを起こしている人もいます。雑誌や新聞、テレビなどで叩かれるのはお金儲け優先のエステティック・サロンです。中には医療行為をしているところもあり、キャッチセールス、霊感商法的な業者もいるわけです。

以前、当サロンでも、カウンセリングを受けるまでに、やめようか、やっぱり行こうかと、何度も何度も悩んだというお客様がいらっしゃいました。無理やりマグネテラピーを受けさせられるのではないか、などと不安だったそうです。

当サロンでは私はカウンセリングのあと、その場でマグネテラピーをするかどうか、すぐに決めていただく必要はありません。迷われる方には家に帰って、もう一度ゆっくり考えてもらうようにしています。それがエステティックとしては当然のやり方だからです。



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